杷兎杷兎の巣

社会人になりたての杷兎杷兎(はうはう)が、いろいろなことを綴ってゆくだけ。※ブログの説明はプロフィールにて。

実際にやることこそが成長への近道~左官見習い奮闘記~


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こんばんは、左官職人見習いの杷兎杷兎です。

本当は一月中に投稿したかったのにできず…

ほんとに申し訳ない!しかも1ヶ月1投稿になりがちで…

 

久しぶりの奮闘記。

だいぶ前ですが、前回の奮闘記はこちら。

 

 

hatenablog.com

 

言っていませんでしたが、実はタイル研修が終わって地元へ帰り、支店で働くようになって7ヶ月たちます。

今日は脈絡ないですが色々語っていきます👍

 

左官ってこんなこともするのか!


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というような仕事も多々!多々‼あります!!!

左官といえば壁や床を漆喰やらで塗る姿を思うかもしれません。

町場(一般の住宅等)の仕事だったらそういう仕事も多いと思いますが、100%野丁場(公共施設等)の私の会社はまぁそんな仕事は少ないです。

 

とにもかくにも補修ばかり。

溝の位置がズレていればズレたぶんだけ補修したり。

コンクリートのならしが上手くいかず、斜めになった床を平らに補修したり。

 

外壁も平らに補修したら吹き付けで隠れる、なんてことばかりで、「直接目に触れる仕事」はだんだん少なくなってきているのが現状です。時代ですねぇ…

 

他業種との連携


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左官同士の連携はもちろん、他の業者の人との連携が本当に大事。

コンクリート打設の時とかはとくに。

 

それとあるあるですが、ここの壁補修してるから上から水落とさないで!と言ったのに水が降ってきて塗ったばかりの壁が濡れたりすると、塗った材料が浮いてしまう。

 

床の補修はみんなが塗りたての床を踏む可能性があるので、比較的フロアが空いている日を選びます。

そのためには他の業者さんの予定をチェックしなければならないし、建築はチームワークが大事。

 

別の支店の同期の話ですが、内装屋さんが作業遅れてるのに休憩しっかりとって定時で帰るらしい。

これって、内装屋さんの次に入る業者さんが大変。ただでさえ仕上げの工程で工期が迫っている状況。無理な残業や日曜日の出勤が出ることはもう明らかです。

チームワーク以前の問題ですね。残業しろとか休憩するなってわけじゃなく、工期を守るため頑張ってほしい。

 

先輩の勇姿


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先日、支店の先輩がとある左官の大会に出ました。惜しくも入賞はなりませんでしたが、大会を近くで見てた私はとても勉強になりました。

 

大会では、寸法(減点制)やデザイン性が問われるみたいです。詳しいことはいずれお話する機会が来ると思います。

 

他の出場者の方のデザインもすごくて、あえてシンプルに決めて「技術を魅せる」人もいれば絵を描いて「繊細な作品」に仕上げる人、鏝でダイナミックに模様を付ける方もいらっしゃいました。

 

 気が早いですが私も今からデザインを練っています(笑)

プレッシャー


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決して自慢ではないのですが、センスが良いらしく成長が早いみたい。

ですがたまたま上手くいったのを、会社で広められて「杷兎杷兎は上手いらしい」とハードルを高められる 。

すると期待に応えようと頑張る頑張るでプレッシャーがどんどんくる。

 

先程の大会も、3年後には出ろよ!って言われてるのですが、まだ5年目の先輩ですら出させて貰えないのに私なんてむりですガクブル。

 

 期待に応えなきゃ!同期に負けないようにしなきゃ!

 そんな想いが強い。

学生時代、吹奏楽部にいた時もそう。

頑張って頑張って、ある日プツリときれちゃって嫌になってしまったので、そうならないように気を付けたいですね。

 

悩み


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 こちらの記事の最後でボロボロ漏らしまくりましたが・・・

 

hauhau918.hatenablog.com

支店に異動してからブルーマンデー症候群は劇的に改善しました。

ですが月に二回の実技だけはしんどい。

本社に同期が集まり、実技の練習をするのですが気分の落ちが激しすぎて疲れる。

もう一人の女の子だけでなく、男子もどんどん力をつけて私など追い抜いてゆく。

私ってこの程度なんだと、才能がないんだというのを思い知らされているのです。

やっぱり性格なのですが、この実技の日は心穏やかでないのが悩み。

一日中落ち込んでる。仲いい同期もいないので孤独。 

 

先生からは「いつも眠そうな顔」と言われましたが、それは絶望している顔だと言いたい。

 

 

2019年最初の記事でも言いましたが、察せないのもつらい。

男の人って多くを語らないというか、詳しくものを言わない人が圧倒的に多い気がします。職人だと特にそうなのではないのでしょうか。

そのため、意図が上手く汲めないこともしばしば・・・主語を言ってくださぁい!!

 

 

まとめ


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 タイトルにもしましたが、訓練校で実技してるより現場にでてた方が上達します。

実際にやってみることこそが重要です。

最初は上手くいかなくても、やってるうちにだんだんそれなりになってきます。大抵。

  一年目のうちはみんな教えてくれるので、後輩が入ってくるまでになんとか自立したいです。

 

左官の仕事はとにかく奥が深い。先輩が上手く仕上げてるのを見ると魔法のように見えます。自分のと違いすぎて。

とにかく技を吸収。鏝の動かし方、鏝の角度。自分でもやってみて、うまくいかなかったら自分なりにやり方を変えてみる。これの繰り返し。

そのときうまくいったと思っていても、しばらくしたら「あれ?そんなに綺麗じゃない・・・」と感じることもしばしばです。

 

 今後の目標


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まずは今行ってる現場で漆喰塗りを習得すること。なかなかないチャンスなので外壁全て終わるまでにはなんとか綺麗に仕上げられるようになりたいです。

 

そしてまわりに影響されず、自分らしく頑張ること。いちいちプレッシャーとか、同期の成長とか気にしてたらだめ。余計なことはシャットダウンして、我が道を行けたらいいなと思います。

 

 

というわけで長くなりましたが奮闘記3はここで閉めようと思います。

漆喰についてまた投稿する予定です。

人としても職人としてもまだまだですが、これからも頑張るので応援よろしくお願いします!あでぃおす!🎣

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